庭のあり方
2021年06月01日
こんにちは、設計の五喜田です。
今日は庭の話を少しします。
いい建物だなぁと感じる建物は、庭と家の関係がいいです。
庭の使い方が楽しげだったり、
敷地に対して適正な大きさの庭であったり、
方位と庭の関係が理にかなっていたり、
建物と敷地の外をうまくつないでいたり、
開口部から見える景色とうまく調和していたり、
良い設計というのは、例外なく庭の取り方がうまいのです。
これから家を建てようとしている方は、是非庭のあり方を考えてみてください。。
でも、、庭は手入れが大変だし。。
木は虫がつくし。。
枯葉が落ちるし。。
庭ってお金がかかるでしょ。。
などなど、、、考えてしまいますよね。
私がここで言っている庭の意味はちょっと違います。
何も、たくさん木を植えたり、お金をかけて板塀や石積みを必ずしもしなくていいのです。
庭というのは、スペースの事。
ダイニングの前の一番大きな掃き出し窓の前がすぐ道路。なんていうのは、とても落ち着かないですよね。
家には、適正な庭というものが必ずあるのです。
写真は、自邸の窓から見える風景です。
住宅地にある50坪の敷地に確保した小さな庭を介して、早朝はこんな風景が見えます。
庭のあり方の話でした。