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『住宅の高さ寸法 攻略マニュアル』

2016年02月28日

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・守谷の家

・茨城県守谷市

 

天井高2100㎜と吹抜け4120㎜の豊かな空間

筆者は、LDKの天井高を2100㎜か2200㎜を標準としている。2100㎜は建築基準法で定められた居室の最低高さであり、一般には低いと考えられている。しかし住宅のプロポーションは、重心が低ければ低いほど美しい。しかも階高を抑えると階段も段数も少なくて済み、生活するうえでも便利になる。より少ないエネルギーで温熱環境の室を向上させることも可能だ。

LDKの天井高を2100mmとする場合は、ペンダントライトやコンセントなどの細部の重心も下げ、天井いっぱいの開口で抜けをつくることが重要である。

この事例では、4120mmの吹抜けを設えた。吹抜けは、「天井を高くする=開放的な空間」と誤解されがちだが、本来、吹抜けは「上下階をつなげる」ことに意味があるはずだ。本事例では吹抜けに面した2階に書斎を設け、打ち合わせ室と一体となって仕様できる関係性をつくった。

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