つくばみらい市富士見ヶ丘の家 完成見学会開催
全棟耐震等級3の家づくり、完成見学会。
長期優良住宅 木のいえ整備促進事業の家
一年前、想定外の地震をこの茨城で体験して、建築に携わるものとして、改めて感じたのは、最大限強い家を建てなくてはいけないということでした。少なくとも自分が建てた家は、あなたのたいせつな家族の命を守る箱であってほしい。父親が家族を残して安心して仕事に出かけることができる家。そんな住まいを目指してこの一年、家づくりを考えてきました。
震災以前にも多くの長期優良住宅を手掛けてきましたが、震災を機に耐震等級を最高等級である「3」にあげました。この建築基準法の1.5倍となる堅牢な家づくりを実現した上で、さらに地震のエネルギーを吸収し建物の変形を低減する制震ダンパーを標準採用することで、より安心な家づくりをはじめています。
また、昨年の震災以降のエネルギー問題についても、家庭内でのエネルギー消費を極力抑えるべく、自然力を活かした設計や断熱仕様の強化で対応しています。
万が一、建物に被害があった場合でも、補修しやすい素材や建材でつくること、メンテナンスしやすい家であることもこれからの家には欠かせない条件だと考えています。
もちろん、いままで追求してきたエコな家、自然素材を使った健康にやさしい住まい。居心地のいい設計…これらは引き続き追求していくテーマでもあります。
これらを総合的に捉えた、「強くて、暖かい家。」そんな住まいを、わたしたち自然と住まい研究所は追い求めていきます。
有限会社自然と住まい研究所
代表 中山聡一郎
今回のみどころ
1.全棟耐震等級3の家づくりと、制震ダンパー実物展示。
2.家庭内のエネルギー消費を極力抑えるエコな家。
3.新型太陽熱暖房、ソーラーウォーマー実物展示